【お役立ち情報】収量・品質への影響が気になる場合の取り組みアイデア
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中干し期間の延長と収量・品質への懸念
中干し期間を慣行より7日間以上延長することで、水田から発生する温室効果ガス削減に繋がり、さらに収入も得ることができるJ-クレジット制度。参加してみたいと思われる方が多いと思いますが、一方で懸念されるのが収量や品質への影響です。それらの懸念に対して、クボタより2つ、取り組みアイデアをご提案いたします。
アイデア1
排水性の悪いと認識しているほ場で、数筆から取り組んでみる
中干し期間の延長で一番気になるのは、干し過ぎてしまうことです。まず初年度の取り組みは、水稲を栽培されているほ場の中でも、比較的排水性が悪いと認識していらっしゃるほ場を数筆選定し、そこで中干し期間の延長に取り組むのはいかがでしょうか?通常の中干し期間のほ場と、中干し期間の延長を行ったほ場で、収穫されたお米の収量や品質に差が出たかどうか、ぜひ比較をしてみてください。もし問題なければ、翌年から取り組むほ場を徐々に増やしていただければと思います。クボタの食味・収量センサ付コンバインであれば比較も簡単に行っていただけるのでオススメです。
アイデア2
飼料米やWCS(ホールクロップサイレージ)で取り組んでみる
ブランド米で取り組む場合、どうしても収量と品質に対してシビアになってしまいます。一方で飼料米やWCSは、もともと収量が多い品種が使われていること、等級管理が緩やかなことから、中干し期間の延長にも取り組みやすいのではないでしょうか?2023年度にお取り組みをいただいた生産者様からも、「飼料米やWCSで、収量・品質の影響を気にすることなく、中干し期間の延長ができた」というお声を頂戴しています。
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もし途中で延長を中断し、7日間以上の中干し期間の延長ができなかったとしても、クボタ大地のいぶきであればペナルティや手数料などは一切発生しませんので、安心してお取り組み頂けます!地球環境のために、ぜひお取り組みしやすいと感じられるほ場や品種をご検討ください。
※これらのアイデアはあくまでご提案であり、収量・品質への影響がないことを保証するものではありません。