作業能率の向上や、軽労化を可能にする自動運転機能。人員の確保、農業技術の継承といった担い手が抱える経営課題の解決を実現します。
トラクタの操作を自動で行うため、ほ場の仕上がり確認に集中でき、作業精度が向上します。初心者の方でも簡単に操作できるので人手不足の解消につながります。
作業に必要な情報を入力するだけで、ほ場形状に合わせた最も効果的な作業ルートを自動で作成。初心者の方でも効率的に作業が行えます。
枕地幅を考慮した作業開始位置までスイッチひとつで自動的に移動。無駄(過度の重複・残耕)の少ない作業が行えます。
障害物を検知するレーザー、ソナーを装備しており、障害物等に近づくと、自動運転を停止します。また機体がマッピングしたほ場からはみ出したり、作業経路から外れても自動運転を停止するので、安心して作業が行えます。
耕うん・代かき・肥料散布・粗耕起の作業に対応しており、自動運転適応インプルメントは下表の通りです。(対応インプルメントは順次拡大予定)
作業 | メーカー | 品名 | 型式 |
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耕うん | 小橋工業㈱ | ハイパーローター | KRV280T |
耕うん | 松山㈱ | ニプロロータリー | DXR2610 |
代かき | 松山㈱ | ウイングハロー | WLZ5700NX |
肥料散布 | ㈱IHIアグリテック | ブロードキャスタ | MBC1201PE/MBC1201PK2 |
粗耕起 | スガノ農機㈱ | スタブルカルチ | C3110DB |
直進時でのハンドル操作が不要なオートステア(自動操舵)機能を装備。肥料散布や播種作業などで高精度な直進作業が行えます。
日本語表示の7インチターミナルモニタを設置。自動運転に必要な各種設定を画面タッチ、または物理キーで設定できるのでラクに操作ができます。
数センチ単位での誤差の少ない高精度測位ができ、基地局の設置が不要なVRS(仮想基準点方式)にも対応。測位状況が著しく悪化した場合は自動運転を停止するあんしん機能付きです。
※自治体などが設置している固定基地局やVRSを利用されない場合、別売のRTK-GPS基地局が必要です。
ホイール仕様を2型式、パワクロ仕様を1型式の合計3型式を採用しています。
分類 | 採用型式 | 前輪 | 後輪(クローラ幅) | |
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ホイール | 主に水田向け | MR1000AQMAXWUL1-A | 11.2-24 | 13.6-38H |
主に畑作向け | MR1000AQMAXWUR2-A | 11.2R-24 | 420/85R34 | |
パワクロ | 水田・畑作向け | MR1000AQMAXWUPC3-A | 360/70R20 | 450㎜ |