トランスミッション
有段変速(GST仕様) 伝達効率が高くこだわりの車速変速制御が可能
該当機種 | MR800(PC)/MR900(PC)/MR1000(PC) |
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2本の変速軸を有する構造で、動力切れのないスムーズな変速を実現。主変速8段(1速~8速)、副変速3段(クリープ、L、H)の24段変速で、主変速の8段は主クラッチ操作なしでの変速が可能です。
レクシアドライブ(自動変速)
起伏の激しい走行時など、変速を自動でサポートしエンストの心配を軽減
負荷によるエンジン回転数の変動をはじめ、作業機昇降やアクセルペダルの踏み込み量などに応じて自動変速。変速範囲は最大8段まで設定でき、上限段数と下限段数をそれぞれ任意に変更できます。「走行モード」「作業モード」の2種類が選択でき、ラクで高精度な作業を叶えます。
走行速度表

無段変速(KVT仕様) 高効率かつスムーズ。快適さと精度を両立。
該当機種 | MR800H(PC)/MR900H(PC)/MR1000H(PC)/MR1050H(PC) |
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変速操作なしの無段階コントロールにより、作業や条件に合わせたきめ細かな車速を調整でき、作業精度や作業効率が向上します。また、ショックのないスムーズな変速により、ロータリ作業中に変速を行ってもスジ(段差)が残らず、ベストな仕上がりを保てます。
高効率2段遊星式
一般的に伝達効率が劣るイメージの無段変速ですが、クボタ独自のKVTミッションは高効率な2段遊星式無段変速によって、伝達効率を極力落とさない構造を実現。広い車速領域で高い伝達効率=牽引力を発揮できます。
アクセル連動ペダル変速・ノークラッチブレーキ停止機能
オートマチック車感覚で運転が可能
変速操作なしで発進から主変速レバーで設定した最高速まで、アクセルペダル一つで制御可能に。運転や作業により集中でき、停車・発進もブレーキペダル操作のみでスムーズに行えるため、坂道発進などブレーキを離すだけで安心して走行できます。
※主変速「最低速」位置でも、エンジン「アイドリング」でトラクタは動きます。
※片方ブレーキ操作では「ノークラッチブレーキ停止機能」は働きません。
走行速度表
ホイール(エンジン最高回転時)
副変速 | MR800H | MR900H・MR1000H・MR1050H | ||
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前進 | 後進 | 前進 | 後進 | |
L(低速) | 0.1〜7.8km/h | 0.1〜6.4km/h | 0.1〜8.3km/h | 0.1〜6.8km/h |
M(中速) | 0.2〜13.8km/h | 0.2〜11.4km/h | 0.2〜14.8km/h | 0.2〜12.1km/h |
H(高速) | 0.5〜32.5km/h | 0.5〜27.7km/h | 0.5〜34.7km/h | 0.5〜29.6km/h |
※タイヤがK2サイズのときの値です。
※上記速度の値は、トラクタ単体状態における基準値であり、作業機の装着やほ場条件により変化します。
パワクロ仕様(エンジン最高回転時)
副変速 | MR800H-PC・MR900H-PC・MR1000H-PC・MR1050H-PC | |
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前進 | 後進 | |
L(低速) | 0.1〜6.4km/h | 0.1〜5.2km/h |
M(中速) | 0.2〜13.6km/h | 0.2〜11.1km/h |
H(高速) | 0.5〜27.7km/h | 0.5〜22.7km/h |
※上記速度の値は、トラクタ単体状態における基準値であり、作業機の装着やほ場条件により変化します。