2019年4月発売予定



WATARAS(ワタラス)

Water for Agriculture Remote Actuated System)

WATARAS(ワタラス)は、水田の給水・排水をスマートフォンやパソコンでモニタリングしながら、遠隔操作または自動で制御できるシステムです。

本システムは、研究開発国家プロジェクトである「戦略的イノベーション創造プログラム」(略称SIP)の「次世代農林水産業創造技術」によって“農業・食品産業技術総合研究機構”( 農研機構)が中心となって開発した技術です。

本製品は、株式会社クボタのグループ会社である株式会社クボタケミックス製品となります。



スマホでラクラク水管理

WATARAS(ワタラス)の導入メリット

農研機構での試験結果では

  • 水管理に要する労働時間は約8割削減
  • 用水量は約5割減少
  • 水位制御したほ場は、降雨時を除いて設定水位を維持

※農研機構所内の試験ほ場と対照ほ場との比較結果です

導入メリットの詳細

水管理労力を低減できます

現状は

水管理時期は、朝バルブを開き、夕方バルブを閉める毎日。
特にほ場が遠い場合は、移動時間がかかり大変です。

WATARAS(ワタラス)では

「一定湛水」制御なら、スマホで水位を設定。水位計測値によりバルブ等を自動で開閉。水管理のためにほ場に行く必要がありません。

設定した時間に給水できます

[ 寒冷地 ] 日中にほ場の水温を下げないように夜間・早朝に給水
[ 温暖地 ] 高温障害対策として夜間・早朝に給水

現状は

夜間・早朝の給水操作は大変、視界が悪く、思わぬケガも…

WATARAS(ワタラス)では

「時間灌漑」機能を使えば、夜間などの設定した時間にバルブ等を開閉したり、「一定湛水」制御により、水管理することができます。

無駄な排水を減らして用水を効率的に活用できます

現状は

ほ場の水位がわからず、最適なタイミングでバルブを閉めることができないため、用水とともに、せっかく撒いた除草剤や肥料が流出してしまいます。

WATARAS(ワタラス)では

水位水温計の計測値による「一定湛水」制御なら、無駄な給水、排水がなくなります。また、用水量が限られている地域では、地域で運用ルールを定めて「時間灌漑」機能を使うことで、計画的にほ場に給水することができます。

ほ場の変化をデータで確認できます

米の品質向上や営農計画の判断材料として、降雨等による水位変化や水温変化のデータを、活用できます。

水位変化

水温変化


ほ場水管理システムは、Webブラウザ上で動作します。動作環境は、以下のとおりです。
・推奨ブラウザ:Google Chrome
・推奨OS:ios10以上、Android6.0以上、Windows7/8.1/10

システムの概要

操作時は、スマホから出した制御命令が、クラウドサーバから通信中継機を通じてほ場に設置した電動アクチュエータに送信されます。通常時は設置した電動アクチュエータ(水位水温計)からのデータは、クラウドサーバを通じてデータセンタに保存、グラフ表示等に活用されます。

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[A] 電動アクチュエータ

モータによりスピンドルを回転させてバルブ等の開閉を行います。
太陽電池と内蔵バッテリにより持続的に使用可能で、既設バルブのほか、開水路や落水枡に設置できます。

[B] 通信中継機

通信範囲は良好な条件下で半径5kmです。
(アクチュエータ内部のアンテナを外部へ設置する場合もあります。)
電動アクチュエータ給排水計40 台接続、無線ボックス増設で80 台まで接続できます。
※AC100V電源が必要となります。(別売のソーラーパネルユニットを搭載すれば不要です)


※システム導入時には、機器以外に別途、システム使用料、初期設定費用、設置費用などが発生いたします。

電動アクチュエータの機能

リトライ機能で用水ロスを軽減
電動アクチュエータを設置したバルブ等に(枯れ葉やゴミなど)異物が挟まりトルクや開度の異常を検知すると、
バルブが開閉を数回繰り返し、異物排除動作を行います。

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※ 本ウェブページに掲載の商品の価格、外観、仕様は、予告なく変更となる場合があります。

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