肥料の記録をKSASで管理 誰が見てもわかる農業へ
徳島県 M様
35歳で始めたレンコン農業。
栽培のノウハウがないため、KSASでデータを集約しようと入会を決めました。
課題
・栽培データを集めすぎて、管理しきれなくなってしまった
・毎年変更する肥料の記録が大変
成果
・KSASで毎年のデータが一元管理できるので、次世代にも残せる
・KSASで使用する肥料の管理ができるので手間が減った
頼れる! 作業履歴が毎年蓄積
35歳で始めたレンコン農業
農業を始めたのが 35歳。父親が亡くなってそれから始めたのでほとんど栽培のノウハウがありませんでした。父親から引き継いだ資料は、父親にしか分からない状態。メインの作業は父親の頭に入っていてそれを補うところだけノートに書いてあるそんな状態でした。しかたがないのでデータを取りまくって、調べまくって、結局データを集めすぎてどこに何があったかが分からなくなってきました。KSASは毎年栽培する履歴データが確実に残り、ノウハウになるのがいいかなと思って入会しました。KSASはこうした記録がずっと継続して取れていくので、次の世代に引き継ぐ時にいいと思います。
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営農情報の収集に余念のないM様
ほ場ごとの肥料情報管理
ほ場ごとにレンコンの出来栄えはかなり違うので、肥料もほ場毎に変える、量も変える。また毎年同じ肥料を使うのもあまり良くなくて、毎年少しずつ変えていっています。今まではほ場毎の肥料の記録は、紙に書いていた。それがこのたびKSASで管理できるようになって非常に便利になりました。
間違いはゆるされない
作業するほ場を間違える事はあまりありませんが、間違うと他の人の土地なので取り返しがつかないということになります。例えばレンコンであれば「スジ掘り」というやり方と、「総掘り」という全部掘るやり方があるが、スジ堀りのスジで残すところを総堀りで全部掘り起こしてしまうと、残しているところは次の商品にならない。そうなるとほ場1枚を全て保証しないといけない。ですのでオペレーター全員に スマホを持たせ作業指示の徹底をしていきたい。
誰が見ても分かる農業
今の主なKSAS の活用方法は、「ほ場の場所の確認」と、「レンコンを掘った掘っていないを色分け」して、誰が見ても収穫状況が分かるようにしています。農薬散布も記録していきたい。施肥の記録も草抜きの記録も大事です。
写真記録の活用
草などはスマホで写真をとり、草の種類・対策などを事務所で検討できる。ここは雑草が多いから、来年はもっと早くに除草しないといけないとか…。
また芋のつる抜きなども写真で情報共有すれば私がほ場に行かなくても最適なつる抜き時期を指示できる。レンコンのできもほ場ごとに違うので写真で記録することで翌年の栽培につなげられます。
写真機能はとても大切です。
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ほ場で撮った写真は大切な営農情報
※取材当時の内容をそのまま掲載しているため、現在のKSASとは異なる点もございます。ご了承ください。