手順・栽培方法
動画で分かる!鉄コーティングの手順・栽培方法
鉄コーティングの作業のポイントを分かりやすく動画にまとめました。鉄コーティングの手順・栽培方法を紹介しています。
1浸種 重要
発芽力の強い充実した採種圃産種子(購入種子)を入手し、必要に応じて塩水選(種子消毒)をしたら15~20℃のたっぷりの水に3~4日浸種をします。(積算温度40~60℃)

2コーティング作業

3コーティング後の管理 重要
コーティング種子はすぐに薄く広げ酸化・乾燥させます。(酸化による発熱に注意)コーティング翌日以降は、コーティング種子を空気にさらすようなかたちで全体に攪拌し、再度薄く広げ、噴霧器で水を種子の表面全体が湿る程度スプレーし、酸化を促します。

4発芽テスト
播種前には必ず発芽率を確認します。

5耕起・代かき 重要
代かきの硬さの基準は、通常の移植の場合に比べ、播種時に車輪跡が消える程度の硬めの代かきを行います。耕起前に雑草が多く発生する圃場では、耕起前除草剤を散布します。

6表面播種
鉄コーティング用播種機で、代かきから4日以内に播種します。(砂壌土等は1~2日以内)

7水管理・除草 重要

播種後、10日程度は落水状態にします。播種後、初期除草剤(サンバード粒剤)を散布する場合は、散布後4~5日間は湛水状態を保って、7日間は水尻を止水します。その後、出芽揃えまで落水します。
8入水・除草剤

播種後、2週間前後で出芽するので、出芽を確認したら入水し浅水にします。本葉1.5葉が展開したら、すぐ除草剤(初中期剤)を散布します。
9栽培管理

移植と同じ栽培管理をします。
10適期収穫

適期収穫で高品質米づくりをします。