C2.水の管理

栽培に使用する水の
管理

栽培に使用する水(かん水や農薬希釈等)による、農産物の汚染を防ぐために、以下に取り組んでいる。

(1) 使用用途ごとの水源および貯水場所の把握
(2) 付属書C2.1に基づき、栽培に使用する水について大腸菌検査が必要か確認し、必要に応じて農産物が汚染されないための対策の文書化
(3) 栽培に水を使用する際の以下の実施
(a) 使用時の水の異常(濁りや臭い)の確認
(b) 使用している水に異常が発生した場合の異常の内容およびその対応の記録
(4) 重金属について、環境基準を超えている場合、自治体の指示に従う

養液栽培で使用する
水の管理

養液栽培の培養液の汚染を防ぐために、必要な対策を実施している。

収穫および収穫後に
使用する水の管理

農産物の汚染を防ぐために、収穫時と収穫以後において、農産物に接触する水または氷、容器を洗浄する水、農産物取扱い工程で使用する農産物と接触する機械および作業者の手洗いに使用する水を衛生的に取り扱い、以下に取り組んでいる。

(1) 水道水等の行政が認めた飲用に適する水の使用
(2) 上記(1)以外を使用する場合には、水質検査を年1回以上行い、大腸菌不検出であることの確認

容器に貯める洗浄水の
衛生管理

洗浄水による農産物汚染を防ぐために、容器に水を貯めて洗浄する場合、水を掛け流している。

水源等の保護

自分の管理する水源、貯水場所および水路がある場合、故意または偶発的に汚染されることを防ぐために、必要な対策を実施している。

排水・汚水の処理

水質劣化および環境汚染を防ぐために、農場で発生した排水やそれに含まれる植物残渣、掃除ゴミ等を処理している。