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クボタ ソリューションレポート #25

埼玉県熊谷市・鴻巣市 スマート農業

〜【クボタ ソリューションレポート No.25】平成30年度全国農業システム化研究会 スマート農業全国フォーラム開催〜

【クボタ ソリューションレポート No.25】平成30年度全国農業システム化研究会 スマート農業全国フォーラム開催

スマート農業の技術開発、現場への普及に期待高まる
主催:一般社団法人 全国農業改良普及支援協会
後援: 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構農業技術革新工学研究センター

平成30年11月7日、埼玉県で、一般社団法人 全国農業改良普及支援協会主催の『スマート農業全国フォーラム』が開催されました。昨年につづき2回目となる今回のフォーラムには、農林水産省、全国の研究・普及センター等の関係者をはじめ約210名が参加。農業現場のスマート農業に対する関心の高さを示しました。

【 耳より情報 】

❶ クボタスマート農業の機械実演・展示
1.アグリロボトラクタ 2.直進キープ機能付田植機 3.アグリロボコンバイン 4.農業用ドローン 5.パワーアシストスーツ 6.圃場水管理システムWATARAS
❷ (株)クボタ飯田特別技術顧問が検討フォーラムで『ICT農機等を活用したスマート農業の取組み』を講演
❸ 『スマート農業加速化実証プロジェクト』によって、スマート農業の現場への普及、全国的な拡がりを予感

 フォーラムは二部構成で行なわれ、まず最初に鴻巣市の農業技術革新工学研究センター付属農場で、ICT農機の実演と展示見学を実施。その後、会場を熊谷市のキングアンバサダーホテルに移して検討フォーラムが行われました。機械実演・展示見学では、開会に際して、主催者として全国農業改良普及支援協会の染英昭会長が、後援者として農業技術革新工学研究センターの藤村博志所長が挨拶。続いて、クボタスタッフによる、①アグリロボトラクタSL60Aによる自動運転作業、②直進キープ機能付田植機NW8Sによるアシスト運転作業、③アグリロボコンバインWRH1200Aによる自動運転作業、④農業用ドローンMG-1SAKによる自動飛行、⑤パワーアシストスーツWIN-1による運搬作業の実演が行われました。実演後は、展示見学の時間が設けられ、各々が実機確認しながらスタッフに熱心に質問をする姿が見られました。


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【機械実演・展示見学】クボタのスマート農機に普及・研究・行政機関が注目!

『スマート農業』は、第二の農業改革になる技術

 スマート農業は、我が国の農業の極めて困難な状況、農業労働力の著しい減少あるいは高齢化の進展などの課題解決に貢献できる技術として大いに期待しております。昭和の高度成長期に田植機やコンバインが開発され、農業の生産性が極めて向上しましたが、それに次ぐ、第2の農業改革になるのではないかと考えています。スマート農業は今、マスコミ等でも取り上げられ、農業関係者以外からも大変大きな関心が寄せられています。ただ、スマート農業の現場への導入は、まだその入り口にいる状況で、まだまだこれからという段階です。今後、スマート農業推進のためには、農業者の方々を中心としながら、普及組織、行政が一体となって取り組んでいくことが重要だと考えています。

スマート農業の技術・機械を いかに伸ばしていくかが大きな課題

 スマート農業については、農業機械メーカー、研究所の皆様が協力して技術開発を行ってきました。これからスマート農業の技術、機械をどのように伸ばしていくかが大きな課題です。多くの皆様にこの技術、機械を見ていただき、どのような形で使っていけばいいのか、あるいは現場の中の課題をどう解決していったらいいのか、それらをしっかりと認識しながら検討していくことで、本日のフォーラムも意義あるものになると思っています。これからが本当のスタートラインだと認識し、我々も皆様と一緒に努力しながら技術を進化、発展させることに努めていかなければなりません。農林水産省も来年度予算で、「スマート農業加速化実証プロジェクト」という事業を要求しています。私どもも農林水産省と一緒になって、技術の後押しをさせていただこうと思います。

【検討フォーラム】『スマート農業加速化実証プロジェクト』を見据えてスマート農業の現状と課題について検討

 キングアンバサダーホテルで開催された検討フォーラムは、農林水産省大臣官房生産振興審議官の菱沼義久氏の来賓挨拶で開会。引き続き、スマート農業の現状と課題について、5つの講演が現地実証の報告を交えながら繰り広げられました。最後に、農林水産省からの情報発信も行われ、来年度『スマート農業加速化実証プロジェクト』の実施を視野に、今後の現場への普及に大きな期待を抱き、幕を閉じました。

スマート農業は、新しい農業を展開できる大きなチャンス

 新しい技術を導入することで社会構造が変わるとか、生活様式が変わるというのがイノベーションです。今まさにAI、ロボティックス、IoT等を使って新しい農業ができるチャンスがきた、今、農業のイノベーションが起こせるのではないかと思っています。
 アメリカでは何百馬力の大型機械で力技のスマート農業を展開しています。一方欧州では、環境保全型のスマート農業を展開していこうということで、野菜や果樹で小規模ながら多機能な能力を持つ機械の開発に力を注いでいます。日本では、先ほどご覧いただいたような水田農業の中では、横一線でロボティックスを進めています。日本の強みは、センサ技術等のロボティックス技術が非常に強いということです。
 今回、実演されたアグリロボコンバインにも食味・収量センサが導入されていて、作業と同時にすぐさまデータ化して、それを営農支援システムKSASに蓄積していく。これからはこのようなデータを活用した農業が重要で、これからの世界の潮流になっていきます。そして水田農業、畑作農業だけでなく、野菜や果樹等にも進めていこうと考えているところです。
 スマート農業は、農業関係者だけでなく、日本国民の総意で進めていくべきだと思っています。農林水産省、農研機構が一体となって、スマート農業の旗を振って、皆様と一緒になってがんばっていかないといけない。そのために産学官が連携し、農機メーカー、異分野の皆様と知恵を結集して、スマート農業を推進してまいります。


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