ANSポット栽培 富山県氷見市 わいわい農場様 | ミニトマト
富山県氷見市で、水稲栽培に長年取り組んでおられるわいわい農場様。水稲の苗生産も請負っており、9棟の育苗ハウスをお持ちです。
水稲育苗が終わった後の空きハウスを有効活用すべく、設置と撤去が簡単なANSポット栽培によるミニトマトの生産に取り組まれて2年目。
「甘い」「ミニトマト独特の皮が残る感じがない」と評判のミニトマトは、地元のレストランや民宿にも納められています。
栽培情報
水稲 | 約15ha(コシヒカリ) |
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ほうれんそう | 約20a(寒締めほうれんそう) |
ミニトマト | ハウス1棟(約1000株) |

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Q. ANSポット栽培システムを導入されたきっかけは?
1か月だけ水稲苗を作って終わるのももったいないと思い、一部のハウスでは冬季に「寒締めほうれんそう」に取り組んできました。
ほうれんそうは一度きりの収穫のため他の活用法も模索している中で育苗とトマト栽培の切替えがうまくできそうな「ANSポット栽培システム」と出会いました。
Q. 実際に導入・栽培を行ってみての感想は?
栽培準備はパレットの上にポットを置くだけ、育苗時にはポットとパレットと配管を片付けるだけで育苗に戻せるので、ハウスをうまく回せるようになりました。
良かったと思うのは毎日水をやりに来なくても自動で潅水してくれること。
液肥も自動で適量を入れてくれるので、管理がとてもラク。水稲作業の合間に管理できています。
Q. 今後の展望は?
連作障害もなく培土の量も少なく、コスト的にも見合うと思い、始めて今年で2年目になります。
1年目は本当にできるのか心配でしたが、たくさん収穫できたので、ずっと続けていこうと思います。欲が出てもう1棟やりたいと思っています。

▲独立ポットのため、生育はほぼ均一

▲専用コントローラーにより自動でかん水・施肥を行う

▲出荷先は地元の直売所、レストラン、民宿など

▲ダッチジェットで光合成を促進

▲空動扇で自動換気