山に囲まれる中山間地は周辺の山林からの湧水で湿田も多く、田植作業を難しくしていることなどから、安心して田植えができることが課題となっています。今回は湿田で田植えに苦労される皆さまに対し、新型小型田植機「アスウェル」がどこまで力になれるのか。試乗されたお客様にお話を伺いました。
もう湿田でも止まらない!最後まで植えられた!
山口県熊毛郡田布施町で、水稲57aを栽培する平野さん。「この辺は、ぬかるみの激しい湿田で、粘土質の泥が車輪に二重にも三重にも引っついて、前に進んでいかず最後には止まってしまうほどなんです。田植機が止まったときは、機械を引っ張り上げてもらうんだけど、植えられなかった所はすべて手植えをするから、本当に大変なんです」。特にここ数年は、その状態が続いてたそうです。
「それがアスウェルで植えてみると、止まらずに植えられたから、本当に驚いたんです。今まで植えられなかったものが、植えられたわけですから、それはものすごいインパクトでした。機体が軽くなったおかげでしょうかね。田植機が止まったら、とにかく引っ張り上げることしか頭にないから、その他のことが何もできない状態なんです。そのストレスがない意味でも、アスウェルは十分満足できる田植機だね」。
深い田んぼでも、植付けがキレイ!
山口県萩市で水稲75aを栽培する金子さん。「水が湧き出る山間部に田んぼがあるから、深い田んぼが多いんです。だから普通の車輪だと、植えづらい。機体が沈んで、エンジンにも負荷が掛かっちゃうんです」。
そのような背景から、大径車輪タイプで田植えをする予定でしたが急遽、標準タイプで作業することに。「最初は本当に大丈夫かな?と心配してたんだけど、深い所もハマることなくスムーズに植えていったので、もうびっくり!これが大きなタイヤになれば、さらに安心して作業できるからね」と、期待値が上がったと金子さん。
また、深田ならではの悩みは他にもあると言います。「深い田んぼだと、どうしても植付部が不安定になることがあるんです。そうすると植付け深さがバラバラだったり、浮き苗や欠株が出たりすることもあって...」。植付け精度に問題があったそうです。
「だけどアスウェルに付いたこのモンローですか?これがあれば、植付部が安定するので安心。植付けがキレイです」と話す金子さん。湿田や深田でこれまで思うような田植作業ができなかった平野さんや金子さんにとって、走破性の高いアスウェルに大きな価値を感じていただいています。
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