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クボタ ソリューションレポート #29

富山県射水市 研修会

〜【クボタ ソリューションレポート No.29】北陸近畿クボタ「富山スマート農業研究会」を開催 クボタスマート農業を農家の皆様に発信!〜

【クボタ ソリューションレポート No.29】北陸近畿クボタ「富山スマート農業研究会」を開催 クボタスマート農業を農家の皆様に発信!

「富山スマート農業研究会」とは
北陸近畿クボタで設立された、超省力・高品質生産を実現するために、新たな農業(スマート農業)に向けた新技術を農業現場に速やかに導入するための研究会

 平成31年2月26日、富山県射水市高周波文化ホールにて、北陸近畿クボタが主催の「富山スマート農業研究会 研修・検討会」が開催されました。
 研修・検討会では、生産者の関心が高い野菜・大豆・輸出用米・スマート農業・鉄コーティング直播・密播苗移植・乾田直播の7つをテーマに研修が行われました。特に今回は生産者の関心が高まっている「スマート農業」に力を入れ、スマート農機と営農技術を融合させることで農業を進化させる「クボタスマート農業」を提案。それぞれの研修後には、参加者の方から多数質問の声が上がるなど、意識の高さがうかがえる研修会となりました。
 また今回は参加者の皆様に富山スマート農業研究会の感想、主催者には富山スマート農業研究会の成り立ちなどをお伺いしました。

【 耳より情報 】

❶ 富山県で野菜・水稲・大豆の営農技術とICTを交えた研修会を開催
❷ H30年度に実証した「不耕起V溝乾田直播」の成績と課題を発表
❸ クボタの提案するスマート農業を訴求

生産者の声

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輸出用米は今後必要になってくるので情報を収集しています

 今回一番関心が高かったのは輸出用米ですね。これからTPP11が施行されれば入ってくるばかりじゃなくて、出ていくことも考えないといけません。チャンスがあれば輸出用米にもチャレンジしたいと考えているので、輸出用米に関して周囲にアンテナを張り巡らせて、情報を集めているところです。北陸近畿クボタには先導して引っ張っていってほしいですね。売るだけではなくて、買う側にもなってほしいと思っています。

良い機械は率先して取り入れていきたい

 スマート農業の話は積極的に聞きたいですね。当社は法人化しましたが、息子と二人で66haを分担して管理しないといけません。大面積をどうやって管理するか考えたときに、「投資すべきなのは機械」だと結論に達しました。直進キープ機能や、自動ロボトラクタには興味があり、今後導入していきたい機械だと思っています。
 自動運転にはスピードは求めていません。ゆっくりでも精度が高ければ導入する価値があります。私達が1とすると、機械が0.5のスピードだとしても、あとの0.5を仕上がり精度で補ってもらえればいいのです。機械は燃料さえ入れておけば働いてくれます。人件費など考えるならば機械を導入するほうが安いし、効率も上がります。今後も新型機械はどんどん実演してもらって、良いものだったら機械を更新していきたいですね。

新しい技術を導入する際の後押しになります

 昨年から法人化して経営に携わるようになったので、初めて富山スマート農業研究会の研修会に参加しました。今年から乾田直播に取り組む予定なので、乾田直播の講演を中心に話を聞きに来ました。研修会に参加して乾田直播に取り組む気持ちが固まりましたが、その半面、課題や難しい点があることがわかったので、こういった研修会は初心者には非常にありがたいですね。

手の届く範囲からICT技術を取り入れたい

 今回の研修会で興味深かったのは農業散布用ドローンです。実は、今年講習を受けて機械を注文しました。後は機械を使って作業するだけなので、楽しみの一つです。現在、中山間地で近くに増山城がある地域で農業経営をしています。パート採用している人も年配の方が多く、人材確保が難しくなるのでスマート農機は必要となります。これからは、先進的な技術を取り入れて、体の負担を軽減できたらと思います。

主催者の声

 「富山スマート農業研究会」は10年以上前から活動しており、発足当時は「大豆300A研究会」という名称で、大豆生産者の方々を対象に実証試験や検討会などを行う活動をしていました。その後、大豆だけではなく稲・麦・野菜も対象として水田フル活用のための研究会にしようと6年前に「富山スマート農業研究会」と改称しました。
 当時、国が「スマート農業の実現に向けた研究会」を立ち上げ「スマート農業」という単語が農林水産省を中心に広がりを見せていました。研究会では、常に最先端の技術に取り組みたいとの思いから、「富山スマート農業研究会」という名称にしたのです。今では「スマート農業」という言葉が普及し、時代と合致する名前の研究会になりました。

 富山スマート農業研究会の会員資格には特別な制限を設けず、生産者の住所、名前、栽培面積、FAX番号などを記載して申請していただくだけです。それだけで、展示会や実演会、実証報告などの情報をいち早く郵便やFAXでご案内いたします。さらに今回のような研修会には無料で参加していただけます。
 現在、富山スマート農業研究会の会員は270経営体になり、今後も積極的に営業所を通じて会員募集を行い、さらに会員数を増やしていく予定です。これからも様々な栽培技術や低コスト技術、ICT、ロボット技術など生産者の皆様のお役に立つ情報を発信し、サポートしていきたいと考えています。

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研修会内容

富山での野菜づくりを考える

 ●国は農業をどう考えているのか
 ●富山での野菜づくりを考える
  ・富山県の現状
  ・富山の園芸振興のポイント
  ・どの野菜づくりに挑戦するか
  ・原料供給から商品販売へ
 ●水稲+野菜の複合経営を目指す
 ●右肩上がり産地への3条件

持続的な水田営農にむけて

 ●子実用トウモロコシを導入した新しい水田輪作体系の提案
  ・子実用トウモロコシの高い労働生産性
  ・新しい水田輪作体系での地力の維持、向上
  ・一発耕起播種機トリプルエコロジーや、
   WRH1200の汎用利用の促進
  ・水田での子実用トウモロコシ栽培が抱える課題

グローバル社会における日本農業
「海外現地精米による日本産米の需要拡大」

 ●米のトータルソリューションの提案
 ●輸出用米の市場分析
 ●輸出用米による日本米の問題点と対策

クボタが提案する「スマート農業」の現状と展望
~SMART農業の実践による低コスト農業~

 ●SMART農業推進の背景と求められる現状
 ●クボタの担い手対策とスマート農業
 ●データ活用による精密農業
  ・KSASの活用
  ・KSAS対応農機について
  ・メッシュマップ活用による高品質な米の生産
 ●クボタが提案するスマート農機
  ・DR6130
  ・NAVIWEL
  ・MG-1SAK
  ・WRH1200A

「密播苗移植栽培」について

 ●密播を提案する背景
 ●クボタの密播4つの特徴
 ●密播栽培のポイント

鉄コーティング直播栽培のポイント

 ●鉄コーティング直播の課題
  ・失敗事例紹介
  ・課題解決の方法
 ●初期の水管理
  ・飽水管理
 ●キリウジガガンボの食害について
  ・土なかくんの導入による効果
 ●鉄コの栽培のポイント
  ・雑草対策

乾田直播栽培のポイント

 ●乾田直播のメリットとデメリット
 ●不耕起V溝乾田直播について
  ・H30年度の実証事例報告

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