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〜【クボタ近赤外線水分計付乾燥機】近赤外線で1分毎にモミの水分値を測定し、高精度な乾燥を実現!〜

【クボタ近赤外線水分計付乾燥機】近赤外線で1分毎にモミの水分値を測定し、高精度な乾燥を実現!

「クボタ近赤外線水分計付乾燥機」は、近赤外線で穀物の水分を1分毎に非破壊で測定して制御を行い、遠赤外線で芯から穀物を乾燥させることができる乾燥機です。「自動ムラ取りモード」で乾燥の仕上がりも良く、燃料費の大幅削減も可能と大好評!さらに、KSAS(クボタスマートアグリシステム)と連動させれば、タブレットやモバイルで遠隔でも乾燥機の充填(じゅうてん)率や運転状況を確認することができます。

今回は、「クボタ近赤外線水分計付乾燥機」を導入いただいた岩手県八幡平で稲作をされている工藤嘉充さんにお話を伺いました。

導入の決め手は、精度の高い測定と自動制御

 岩手県八幡平で稲作を行う工藤さん。自作10ha、請負20haの計30haで4品種を栽培しています。跡を継いで間もなく、農業経験は浅いのですが、地域の担い手として急速に請負面積を増やしています。 一昨年、乾燥施設を新築し、譲り受けた25石乾燥機に加え、新たに「クボタ近赤外線水分計付乾燥機(以下、近赤乾燥機)」50石を2台導入しました。

 「農業経験が少ない自分にとって、モミの水分値に関しては、勘に頼るのではなく、精度の高い測定と制御が自動でできる乾燥機が良いと考えて『近赤乾燥機』を選びました」と購入の決め手を語る工藤さん。工藤さんが独立前に勤めていた農業法人では、穀物の種類ごとに何度も何度もモミをつぶして水分を測っていたそうです。

ほぼ設定通りの水分値に仕上がるので、自信を持って出荷できる!

 工藤さんの現在の販路は、農協出荷、個人販売、米飯店や飲食関係の3系統。 とりわけ農協は水分値について厳しく、毎年数件は、この地区でも高水分の穀物は引取ってもらえないこともあると言います。 以前勤めていた農業法人での経験から、「水分値についてはシビアに考えすぎているかもしれませんが、だからこそ『近赤乾燥機』を買いました」と話す工藤さん。

 その『近赤乾燥機』を使ってみて、「農協の水分値基準は15%以下。エンドユーザに届くころにはさらに乾燥すると考え、農協出荷時は15%から0.1~0.2%を切るぐらいを目安に仕上げています。25石乾燥機は今でもモミをつぶして測定しているし、『近赤乾燥機』における水分値の測定も念のため出荷前に手動の水分計で測定しています。しかし『近赤乾燥機』は途中で補正をかけても誤差はほとんどなく、設定通りに仕上がります。シビアな数値で出荷していますが、『近赤乾燥機』導入後は農協と水分値でトラブルになったことはない。自信を持って出荷しています」と水分値の精度に満足されています。

胴割れなく、ムラなく乾燥=請負依頼先からの信頼につながる

 工藤さんは、乾燥の仕上がりの良さにも満足されています。
 「『近赤乾燥機』は、モミをつぶすことなく非破壊で、1分間に1回水分値を測定して、しかも全粒を遠赤で乾燥します。25石乾燥機で胴割れがあったモミと同じモミを『近赤乾燥機』で乾燥させると、胴割れのない精度の高い乾燥をしてくれます。だから、次に導入予定の70石乾燥機も、価格は少し高いが、ケチらずに『近赤乾燥機』にしました(笑)。作業が楽になるのは勿論なんですが、請負をしているので、ムラなく乾燥できる=信頼につながりますから!」
 工藤さんは、本年6月に25石乾燥機に変えて、クボタ近赤外線水分計付乾燥機70石の導入を決定されました。

低燃費、低騒音、掃除のしやすさ、デザイン性にも満足!

 工藤さんは、『近赤乾燥機』を使用してみて、低燃費、低騒音、掃除のしやすさ、デザイン性にも良さを感じています。

 低燃費については、「25石乾燥機1台よりも、近赤50石2台を同時に稼動した時の方が燃料が少なく済むのには驚いています。一晩で50Lほど違うので、何かの間違いではと思い担当者に確認しました」。
 すると、担当者から「『近赤乾燥機』はこれまでの乾燥機の中で最も燃費が良いです!」と回答がありました。
「水分計プラス全粒照射でムラなくムダなく乾燥できるので、燃費が良いのですね。もちろん仕上がりも良いので満足しています」。

 また、騒音については、「比較できる乾燥機が25石ですが、あきらかに騒音が少ない!作業していても騒音を気にせずにいられます」。

 掃除については、「銘柄は4品種。少しずつ刈取時期をずらして、機械がフル稼動できるようにしているので、その都度掃除をしなければなりません。『近赤乾燥機』は掃除がしやすくてラク!また土台の足も高くて、シーズン終了後の掃除もしやすくなりました」とのこと。

 最後に工藤さんは、「誰かに見せるというものではないけれど、デザインがいいよね!」と笑顔で付け加えられました。

KSAS活用で作業進捗を「見える化」し、効率化を図りたい!

 工藤さんは、近赤50石2台導入と同時にKSAS(クボタ スマート アグリ システム)に加入されました。6条刈コンバイン1台での刈取りと、乾燥作業のワンマン化が狙いです。「効率化を図るためにはKSASのようなシステムは絶対に必要不可欠です」と話す工藤さんが目指すのは、乾燥機の充填率を見ながら刈取量を決めるという作業進捗の「見える化」です。

 現在、すでに作付けする圃場をすべてKSASに登録しています。また、品種と作付方法(直播、密苗、通常移植)、施肥方法・量をKSASの地図で管理。作付ごとに計画を立て、翌シーズンの振返りにも活かしています。 さらに、帳票としてExcelでデータが出せるので、役所に提出する書類に添付するなど活用が広がっています。「今までは地図を広げて圃場はどこか調べてるだけで半日かかっていました。それに書類作成と、相当時間を取られていましたが、今はKSASで地図を見ながら簡単に書類作成ができるので本当にラクになりました」

 工藤さんは岩手県のブランド米「銀河のしずく」も生産していることから、『近赤乾燥機』70石を導入した次の構想として、KSAS対応コンバインを導入し、収量・水分値に加えて、タンパク値で乾燥したいと考えておられます。
 「KSASでデータを蓄積して分析していけば、今よりもっと生産性も付加価値も上がると思います。それがPC上で一目でわかるというのがKSASの魅力ですね」。

※KSAS対応機一覧はこちら

人と人とのつながりを大切にして、農業経営拡大を目指す

 農業経験が浅い工藤さんにとって、機械導入以前に「乾燥とは」から教えてくれる㈱みちのくクボタ営業担当の斎藤店長の存在は大きいようです。
 「非常に助かっています。わからないことを聞いても親身に回答してくれるので、人と人とのつながりの重要性を感じました。今でもわからなことがあれば、甘えて電話しています」
 工藤さんは、個人経営担い手から近々従業員を採用して法人化する予定。人と人とのつながりを大切にしながら、地域を担う農業経営者が大きく羽ばたこうとしています。


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