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群馬県渋川市 須田広幸さん・貴美子さん

〜夢はカフェレストランを開くこと!美味しい完熟りんごが大人気の「キミちゃんりんご園」〜

夢はカフェレストランを開くこと!美味しい完熟りんごが大人気の「キミちゃんりんご園」

群馬県赤城高原で、フルーツ狩りができる観光農園を主軸に、りんごの栽培出荷や自家製ジャムや梅干し、ジュース、はちみつなどの加工品の販売を行う「キミちゃんりんご園」。美味しくて安全・安心なりんごをお客様に届けたい!と日々挑戦するご夫婦を訪ねました。
(この記事は、平成26年12月発行のクボタの営農情報誌『U(ユー)元氣農業 No.30』を元に構成しています)

県の補助事業を活用してりんごの苗木や資材を購入

 「初めてりんごの樹を植えたのは昭和56年です。それまでこんにゃく栽培と養蚕をしていましたが、当時、地域のJAがりんご栽培の導入推進を図っており、県の農業補助金を利用して苗木や資材を購入したんです。その頃、私はJAに勤めていたので、妻がりんごづくりの中心でした。」ご主人の広幸さんが勤めを辞め本格的に営農に参画したのは15年前。最初は20~30aからスタートしたりんご栽培でしたが、徐々に面積を拡大し、今では1.2haの規模でりんごを栽培しています。  「りんごは実がなるまで6~7年かかりますが、最初に植えた樹から収穫できるようになった頃、近くに高速道路が通ったんです。」交通の便が良くなり、たくさんのお客さまに来ていただけるようになってラッキーだったと広幸さんは語ります。

美味しくて安全・安心なりんごづくりでエコファーマー認証を取得 新しい技術にもチャレンジ

 キミちゃんりんご園では9月上旬から11月下旬まで、できるだけ長くりんご狩りを楽しんでもらえるように「つがる」「陽光」「ぐんま名月」など十種類近い品種を栽培しています。また、りんごの季節以外にも収穫を楽しんでもらえるようにとブルーベリーやとうもろこしなども栽培しています。
 「栽培で最も手がかかるのは、花摘みと摘果。美味しい実を育てることと、樹の寿命を長持ちさせるのに必須の作業で、ピーク時には5~6名のパートさんを雇います。暑い時期の草刈りも大変でしたが、昨年から乗用草刈機を導入したのでラクになりました。」手作業の多い中、防除には2台のスピードスプレーヤを導入するなど、できる限り機械作業で省力化を図っています。
 安心・安全なりんごづくりも広幸さんのこだわりで、除草剤は一切使用せず、肥料は堆肥を中心に10a当たり約2t投入、害虫防除には交信攪乱剤を使って減化学肥料・減農薬を図り、平成14年4月にはエコファーマーの認証を受けるとともに、受粉には蜜蜂を使い省力化を図るなど、新しい技術も実践しています。
 さらに、「平成23年に地域の有志と共に夫婦でイタリアに視察旅行に行き、高密植わい化栽培を学んできました。発生した枝の先を全部下向きに誘引して樹高を1m位に留める栽培方法で、植えた年から収穫できるんです。管理作業もラクになるし、品質も糖度も上がるので、来年から取り組む予定で、苗木を500本確保しました」と二人三脚で新しい技術にもチャレンジしています。

「美味しかった」と何度も来園してくださるのが一番うれしい

 「お客さまが『美味しかった』とまた来てくださるのが一番うれしい」というのがご夫妻の共通の思い。開園当初から来園者に住所氏名を記入いただいたノートは貴重な顧客リストとして活用。シーズン前には千通近いダイレクトメールを発信し、お客さま感謝デーやもちつき大会も実施しています。樹上完熟の美味しさや収穫の楽しさを味わえる観光農園は大人気で、りんごの収穫シーズンには県内外から多くのお客さまでにぎわいます。観光農園以外にもりんご園は数ヵ所点在し、収穫したりんごは全国各地に約1000箱発送する他、直売所などで販売しています。
 また3年前、観光農園の側に店舗を建設。店内には貴美子さんが自宅で加工したジャムや梅干しの他、ジュース、はちみつ等が15種類以上並んでいます。「りんご栽培では雹や台風など自然災害が一番怖い。落ちて多少傷があっても味は同じ。そういうりんごも大切に活用して皆さんに食べて欲しい」と貴美子さん。将来、パイやケーキもつくってカフェレストランを開くのが夢だそうです。

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